母の介護のため、実家住まいに戻る(その2):台所対策
実家暮らしに戻ってから最初の一ヶ月注力したのは日常生活の改善。自室があるとはいえ、身ひとつで戻ってきたために何も環境が整っていない。ただそれ以前に両親の住む家が半世紀以上とあまりに古く、食住のレベルは遥か、妻のマンションの比にない。特に酷いのは台所。
父は水道、電気工事の資格があるので自分でせっせと買い足し変更してきた。だが水回り、調理環境は雑然と自己流。さらにグリルと換気フードは設置後ノーメンテ。そこで水切りカゴ、スポンジ、洗剤置きと再構築から始まった。Amazonの履歴は台所グッズが並び、人生で毎日100均に通ったのは初めて。
台所はシンプル化を進め、まな板など場所をとるものは立てて置くようにスペース確保を狙った。100均グッズは採寸してみていけるものを買ったが、現実失敗も多い。打率6割かなぁ。なお無駄なスポンジ、たわしは捨てて置き場を集約。それでも母が捨てないので、目を離した隙に黙って処分する。
おかげで個人的に使い勝手は良くなったが、両親は同じ使い方をできない。何せ昭和初期生まれの彼らは自己流。酷い時は調理に使用済の菜箸をそのまま水切りカゴに置く始末。とにかく慣れてもらうのには時間が掛かる。特に母は症状のせいか難しい面はある。
残るは汚れ落とし。換気フードは半日掛で手強かった。フードを大まかに分解、ネットの情報を参考に重曹水のスプレーのラップ巻きを繰り返し丁寧に油汚れを処理していく。それなりには綺麗になった。ただシミ状の冷蔵庫の汚れだけは何をやっても落ち無かった。数十年の蓄積ゆえ妥協は必要。
父は「やる事がないから」と台所での調理はお任せの中。これで多少、気分良く料理してもらえればいいなと思う。
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