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2024/06/15

「HOW TO BLOW UP」を観る

今日は盟友N氏の誘いで「HOW TO BLOW UP」を観てきた。原題は「How to Blow Up a Pipeline」でズバリ「パイプラインを爆破する方法」なのであるが、あえて 邦題がPipelineを外した意味は結末まで観ると解らない事は無い。

物語は主人公たちがある理由から石油会社に対する抵抗としてパイプライン爆破を思い立ち、その計画と背景を追いかけるスリラー。しかもこの映画はインディペンデント系。B級、いやC級感プンプンで進んでいく。ただ1時間44分が少し長く感じる程に散漫で中盤までややパンチ不足な印象だった。

その理由に実話でもなく、スター不在で観る動機を見失いつつ物語が進んでいく点にある。エンターテイメント色はあまりない。序盤を観て同じように犯罪プロセスを追う日本映画「太陽を盗んだ男」を想起したが、リアルとエンターテイメントの匙加減が絶妙だった。本作は全般ドキドキがなく、正直に作り過ぎたような気もする。

それでいてタランティーノ映画のオマージュなのか、現在進行形と過去を交錯させる作りが消化不良に思えた。彼らがグループを組む過程が語られつつもキャラの造詣の甘さ、計画実施の中で一体感が無かったのもマイナス。送油プラントでのあのカップルの一件は余計だよなぁ。

結局、言わんとしている事は環境問題悪化への警鐘、主人公ソチのそれを達成するための真の目的。邦題ではソチの破壊したかったのはPipelineに限らないのだと言いたかったのだろう。でももっとエンターテイメントしてテーマを語って欲しかった。

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