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2024/05/18

「ありふれた教室」を観る

今日は「ありふれた教室」を観てきた。2022年製作のドイツ映画。盗難の頻発する中学校で新任教師ノヴァクはある策を講じるのだが、これを機に彼女に様々な事態が降り掛かっていく姿を描いていく。原題「Das Lehrerzimmer」は職員室を指すが、そのきっかけが職員室というわけ。

冒頭、クラシックコンサートの音合わせ(チューニング)がBGとして流れ、のちの物語の不穏さを物語る。不寛容をモットーとする学校側。だが事態や昨今の社会構造の変化はそれを許さない。まるで濁流に巻き込まれるような主人公。SNS時代、彼女は様々な角度から攻められていく。

主人公が動くほどに事態は悪化。ただそのキッカケも端的なもので、これはこじれるだろうなぁと思った通り。物語が進み人々が絡む中、観る側にモヤモヤした感情が芽生える。でもこのモヤモヤって学校だろうが、子供、大人社会だろうが大同小異潜んでいるものだと気づく。

この映画はスタンダード、かつてのテレビサイズで撮られている。正直、映画が始まってスクリーンの小ささに面食らった。ただ画的に不要なものを排除するには最適と思いつつ、その真意は主人公の視野を表したものだと思った。

真犯人は誰なのか。映画ファンがこの手のサスペンスを観る場合にその過程を楽しむか、あるいは結末を予想しながら観るか。そのどちらかはネタバレになるので触れないが、観終わっても多少モヤは残るかも。ちなみにラストシーンからエンドロールまで見事な音楽で締めくくられた。

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