「マーベルズ」を観る
今月からWOWOWのプレゼントでディズニープラス3ヶ月無料。そこで劇場はパスしたMCU最新作「マーベルズ」を観る事にした。キャプテン・マーベル、キャプテン・ランボー、そしてミズ・マーベルによる新チームの活躍を描いていく。
「キャプテン・マーベル」の続編であり、世界観はテレビシリーズ「ミズ・マーベル」の影響が強い。カマラの精神年齢に引っ張られているというか、日本でいう戦隊ヒーロー番組まで観客レベルを下げている。だから観ていて気恥ずかしくなる位に物語はバカバカしい。とても大人の鑑賞に耐えない。
徹底したコメディならまだしも内容は微妙。ある惑星が窮地に追い込まれたエピソードが織り込まれるが、物語の大半が能天気に展開していく。その救済策にミズ・マーベルのバングルが関係するが、大義や理屈は存在しない。子供が観て何となく楽しめればいいという出来。
それでもVFXだけは凄いんだよなぁ。ハリウッド大作だから戦隊ヒーロー番組のような手抜きは一切無い。セットもモブシーンも力が入っている。でも本来力の入りどころたる物語がスッカスカだから観る気は失せちゃう。「梨泰院クラス」のパク・ソジュンも登場するが、突然のミュージカルシーンに絶句する。
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