Netflix「ナイアド 〜その決意は海を越える〜」を観る
今日はNetflix「ナイアド 〜その決意は海を越える〜」を観た。アネット・ベニング、ジョディ・フォスター共演、キューバ・フロリダ間の遠泳に挑戦したダイアナ・ナイアドを描いたドラマ。二人はこの作品でアカデミー賞の主演、助演女優賞にノミネートされているが、それも納得の熱演。
とにかく二人の演技が素晴らしい。「老いに抗う」とはイーストウッドの「運び屋」のセリフではあるが、この作品にも当てはまる。ほぼ全編ノーメイク、素を晒し今の自分たちの姿を通してダイアナ、パートナーのボニーを演じている。64才で挑戦するダイアナに虚飾は要らない。心身共々準備、撮影を含めて相当に大変だったであろう。
それが結実するよう物語に表れ、映像からダイアナのタフさが伝わってくる。二人を中心にサポートするプロフェッショナルたち。潮流、サメ、クラゲや海洋生物、医療、船の運行等、この作品を通して様々な見地を知る事ができる。もちろんこの挑戦を通しての友情、ダイアナもチームスポーツと言い表す。特に潮流にコースを見極める役のリス・エバンスの存在感が良かった。
この作品は単にダイアナの挑戦を描くだけでなく、それに至る経緯も明かされる。それはMeToo運動以降の今こそ色濃くなったわけで、ダイアナの胸中に抗う波と共に現れる。30年ぶりのリベンジ、度重なるアクシデントと4年に及ぶ挑戦。偉業達成、心の傷を乗り越えるためにダイアナは前に向かって進んでいく。
| 固定リンク



コメント