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2024/01/13

「ゴジラ-1.0/C(マイナスワン/マイナスカラー)」を観る

今日は「ゴジラ-1.0/C(マイナスワン/マイナスカラー)」を観てきた。昨年秋公開、今もロングランが続く「ゴジラ-1.0」のモノクロ版。だが単なるモノクロ版と言う勿れ。マイナス×マイナスでプラスどころか、オリジナル「ゴジラ-1.0」のリミッター解放したとてつもない怪物だった。

リミッター解放の印象は作品だけでなく、観る側にも表れる。グッと引き出された現実感、没入感、悲壮感、ゴジラの迫力は増し増し。色無しのハンデどころか想像力を掻き立てて、昨秋「ゴジラ-1.0」を観てびくともしなかった感情もスクリーンに映る表情と演技、そしてセリフがビンビン刺さってきたのだ。ほとんどのシーンで泣きっぱなし。これは今日経験した事だから仕方ない。

山崎貴監督曰く「カット単位の調整」らしくシーン毎に適切かつ効果的な印象を持った。大戸島でのゴジラ強襲、逃げ惑う人々に破壊されていく銀座、ドキュメンタリータッチのワダツミ作戦、それぞれに喰い入る。中でも人間ドラマでのライティング、明暗の生む機微は感情を大きく揺さぶった。このモノクロ版は「ゴジラ」第一作に対する最大のリスペクト。

この企画が昨秋限定公開された「シン・ゴジラ」のモノクロ版「オルソ」が発端かと思う。でもモノクロに対する親和性は戦中戦後を描いた「ゴジラ-1.0」のほうが明らかに高い。また一般向けには門戸の広いオリジナル「-1.0」だろうが、映画ファンには「マイナスカラー」がベスト。かつ今のところ今年の我がベスト映画。

余談だが、前回観た時に気づかなかったカメオ出演の橋爪功に驚く。こんなに大きく映っていたとは。昨秋から二度目の鑑賞なので迫力重視で前目の座席を選んだのだが、それも良かった。もちろん音響のためにはスイートスポット、列のど真ん中を。やはりゴジラはできるだけ大きなスクリーンで観る事を強く勧めたい。

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