「007/ドクター・ノオ 4Kレストア版」を観る
昨日に続き「007/ドクター・ノオ 4Kレストア版」を観てきた。1962年公開、記念すべきシリーズ第1弾。当初の邦題は時代を感じさせる「007は殺しの番号」。監督はシリーズ黎明期を支えたテレンス・ヤング。そして007、ジェームズ・ボンドをショーン・コネリーが演じる。
旧作を映画館で観る機会は多くなったが、ショーン・コネリーの007となれば別格。今日来ていた観客もオジサンばかりで昨夜「サンダーボール作戦」を観た同じメンツのような気もする。それでもいいものはいい。今回、ダニエル・クレイグの2作もラインナップされていたが「カジノ・ロワイヤル」でなければ興味は無い。
その昔「ドクター・ノオ」は月曜ロードショーのご常連作品だった。ただ当時、子供だった僕らには秘密兵器が出ない分、他の007に比べて地味。だからそれから全編通して観たのは数える程。そして昨日の「サンダーボール作戦」同様、新鮮な気持ちでコネリー・ボンドを楽しんだ。
昨日の「サンダーボール作戦」でも感じたが、4Kレストアの効果は旧作程大きい。新作には及ばないが、発色も良くかつディテールもアップしている。あのガンバレルの後、モンティ・ノーマン作曲の007のテーマが響き、中でもカジノでのボンド初登場、名乗りのシーンが熱かった。それにしても当時32才のコネリーは若い。
NHK「アナザーストーリーズ」でも紹介されていたが、テレンス・ヤング監督指導の下でコネリーが作り上げたボンドは完璧。物語は結構荒削りだけど、ボンドの魅力で最後までみせてしまう。当時、これ程のセックスアピールは衝撃だったと推測する。何てたって60年前の作品なんだもの。
ジョセフ・ワイズマンの"鉄の手"ドクター・ノオは凄みはあってもそれ程見どころはない。原子炉を扱いながらも危険度は何処か甘くルーズ。何てたって60年前の作品なんだもの(2回目)。レトロフューチャー、古きを訪ねて新しきを知る心境。ドラゴン戦車なんて黒十字軍(ゴレンジャーの敵)の車両かと思ったよ。
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