2023春ドラマを振り返る(観たものだけ)
ナイツ塙さんに刺激され、2023年春テレビドラマを見まくった。とはいえ、深夜帯や好みに合わないものは初回からキャンセル。週9本、ほぼ毎日1本以上は観ていた計算になる。おかげでラジオ番組の聴取時間を侵食するデメリットもあったり。それぞれの放送が終わったのでその満足度を100点満点、感想をまとめてみた。
風間公親−教場0−(満足度70点)
木村拓哉主演のスペシャルドラマパート2からの流れで原点帰り。警察学校赴任前、刑事指導官の風間が描かれる。事件の背景と指導警官のパーソナリティや過去を抉る点は教場シリーズと一貫。お決まりの展開で物語よりもキャストに比重が置かれた感も強い。平均点以上かな位の印象。
合理的にあり得ない〜探偵・上水流涼子の解明〜(満足度80点)
天海祐希、松下洸平出演の探偵バディもの。「虎狼の血」の柚月裕子原作ながらライトコメディ。何故弁護士の地位を失わなければならなかったか、その最終回はイマイチ。ただそこまでの1話完結の事件ものとしてとても面白かった。丸山智己演じる刑事のハリー・キャラハンぶりがツボ。
unknown(満足度55点)
高畑充希、田中圭主演による連続殺人事件を扱ったサスペンス。第1話でトンデモ設定が飛び出し、サスペンスながらファンタジー、考察もの?いやなんでもアリのドラマと悟った。当初から犯人は何となく判ったけど、動機も子供じみてイマイチ。正直、キャストだけで保たせたドラマだったと思う。
それってパクリじゃないですか?(満足度65点)
飲料メーカーに新設された知的財産部を舞台に、他メーカーと発生する事案に立ち向かうお仕事ドラマ。事案のディテールはそれなりに、ただ物語に惹かれるような感じはしなかった。芳根京子を始めとする女優陣(常盤貴子、朝倉あき)を観るためのドラマだった気がする。
ペンディングトレイン―8時23分、明日君と(満足度65点)
通勤電車が乗客ごと失踪、荒廃した未来に辿り着いてしまうタイムリープもの。過去SF作のいいとこ取りがあったり、サバイバルのわりに着衣や髪の乱れがあまり無くディテール甘め。それでも彼らが危機を伝える立場、世間に晒される
描写で盛り返した。ただ最終回はそれすら帳消しにする甘々展開には絶句。
波よ聞いてくれ(満足度90点)
小芝風花主演、マンガ原作のドラマ化。地方FM局深夜放送のパーソナリティーに抜擢された鼓田ミナレの奮闘を描く。主役の濃さ、キレの良さは今季随一でセリフ回しは圧巻。深夜ドラマの枠ならではのストーリー展開もツボ。ミナレだけでなく変人揃いのキャストも楽しい群像劇。アニメ版(Amazonプライムとか)も観たい気がする。
Dr.チョコレート(満足度55点)
坂口健太郎主演の医療エンターテイメントドラマ。10才の少女が名医という秋元康原案で気をてらった設定。物語の黒幕に関しこれも一種の考察ものだったのだが、その顛末は如何にも今風でどうでも良かったかな。
ラストマン−全盲の捜査官−(満足度65点)
今季TBSが最も力を入れていた福山雅治主演のサスペンスドラマ。FBIからやってきた盲目の捜査官が日本の刑事たちと協力し事件を解決していく。だが日本にやってきた彼の目的は別のところにあった。最終回、福山演じる皆実と大泉洋演じる護道心太朗の関係性は映画ファンなら何となく判ってしまうかも。あまり捻りはなかったかな。
日曜の夜ぐらいは...(満足度90点)
岡田惠和脚本、清野菜名、岸井ゆきの、生見愛瑠出演のドラマ。現実にありそうな程々の毒味と宝くじを巡る夢物語。ある意味で現実、ある意味でファンタジー。ただタイトル通り「日曜の夜ぐらいは」という理想郷なのだろう。3人のドラマであり、新しい形のホームドラマである事も好きな要素。
だが、情熱はある(満足度80点)
オードリー若林と南キャン山里の半生をドラマ化。劇中通りサクセスストーリーではないが、ヒントはあるかも。オードリーANN、不毛な議論リスナーは間違いなく楽しめる(事実と創作の見極めとか)ファン向けドラマでもある。見どころは主役らの漫才の再現とか、時代背景を一緒に追えるところ。これもある意味、ホームドラマだったんだよなぁ。
この中で毎回楽しみにしていたドラマは「合理的にあり得ない」「波よ聞いてくれ」「日曜の夜ぐらいは...」「だが、情熱はある」。特に「波よ聞いてくれ」はシーズン2をお願いしたい。あとYahooニュースにもなっていたけど生見愛瑠(めるる)の演技は本物。昨年のドラマ「石子と羽男」での客演で度肝を抜かれたもの。
あとTBSドラマのCM前後の入りの煽りテロップは要らない。ドラマの展開が読めてしまうもの。本当にセンスがない。
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