「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル【IMAXレーザー字幕】」を観る(ネタバレ無し)
今日は「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル【IMAXレーザー字幕】」を観てきた。第一作「レイダース」から42年、前作から15年ぶりの新作にして完結作。前4作のスピルバーグ監督は製作総指揮へ、監督は「フォードvsフェラーリ」のジェームズ・マンゴールドへバトンタッチも大きな問題は無かったと思う。映画が終わると、今回こそ本当に最後なのだなと感慨深い。
冒頭、ナチとある秘宝を巡る攻防戦が繰り広げられるが、終戦間際とあって「最後の聖戦」後のエピソード。そこでシリーズを支えた御大ジョン・ウィリアムズは「最後の聖戦」で使用したスコアをアレンジしてアクションを盛り上げる。とにかく第三作が好きなオレはそれが嬉しくて。しかも当時(若返った)のインディ=ハリソン・フォードがそこに立つ。まさにアメリカンヒーローここにあり。
物語の主体は1969年、等身大のフォードを映す老いたインディの冒険が描かれる。前作「クリスタル・スカルの王国」のトンデモ展開を危惧したが近からず遠からず。でも今回はしっくりきた。サブタイトル「運命のダイヤル」=数学は全てを超える。インディが彼の地である人物を前にしたセリフ、何となく「最後の聖戦」で落ちゆく聖杯に手を伸ばした時の事を思い出した。そんなシリーズのピースが所々に散りばめられている。
前作をリセットするような設定はあったものの、それがインディの心に影を落としていてちょっと悲しい。ただそれに対する救いも用意された終幕。全体的に終わってみて満足。ちょっと苦言があるとすれば、パラマウントの名はあっても山は出てこないし、劇中のセリフじゃないが無意味に罪無き人が殺され過ぎ。ディズニーらしからぬ、基本的にこのシリーズで死ぬのはヴィランやナチだけでいい。
マッツ・ミケルセンは説明入らず、その存在だけで充分にヴィランぶりを発揮。ほぼシリーズレギュラー(過去2作品)のジョン・リス=デイヴィスの健在ぶりが嬉しかった。本作で相棒を演じるのはフィービー・ウォーラー=ブリッジ。インディ顔負けのアクションを披露。彼女とインディ、テディ少年との組み合わせでまさに「魔宮の伝説」なんだよなぁ。カーチェイスを含め、ちゃんとシリーズの様式美を踏襲してくれている。
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