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2023/05/27

「孤独のグルメ」原作者・久住昌之の「ふらっとグルメ沼津」を観に行く@沼津市民文化センター

今日二つ目は沼津市民文化センターで行われた「孤独のグルメ」原作者・久住昌之の「ふらっとグルメ沼津」を観てきた。2ヶ月ほど前、あの久住さんが沼津に来るという話を聞いてチケット購入。タイトル通り、久住さんがふらっと沼津にあるお店を巡り、井之頭五郎さんよろしくグルメを楽しんだ様子を披露していくスライドトークショー。ちなみに久住さん自身がMacBookで演ってました。

イベントの前週に沼津を訪れた久住さん。冒頭、沼津駅北口にある謎のモニュメントが映され、どっと湧くほぼ沼津市民の観客。だしの自販機はオレも知らなかったぁ。その後、レンタル電動自転車で移動、飛び込みでいろんなお店に入っていくスタイル。最初に紹介された富士宮焼きそば屋さん、甘味どころは知らなかったが、これはまた遠くまで行ったのだなぁと。

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ただ久住さん自身も冒頭「意外に広い」と沼津のことを言っていたし、取材で距離とかはあまり考えていないらしい。それにテレビ番組(例えば「バナナマンのせっかくグルメ!!」とかそう巡るの?と思う編集多し)と違って実際の行程通りの話の流れで地元民にはイメージし易い。一旦西に行った久住さんは駅に向かって戻っていく。

そんな店探しで床屋さんを使うという久住さん(雑誌連載もあり)。だが沼津駅前には老舗の床屋が見つからず、「ディスカウント理容店」と書かれた意中から外れたお店へ。だがココが久住さんにとって大ヒット。店の中の逸品(オブジェ)とご主人との話にノックアウト。屋台と網焼肉の2軒のお店をご一緒に。

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八王子出身の床屋のご主人と話があった上「90分その話でも」というくらい人物ゆえに濃密だったのだろう。ちなみにそのご主人が今日のイベントに「北口亭」の餃子を持ってきてくれたという。ここはシン沼津人に微妙なところなのだが、「中央亭」「北口亭」の餃子は見た目、包み紙まで同じ。だが「中央亭」が元祖で暖簾分けを認めてない。でも「北口亭」も美味しいんだけどね。

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その翌日は朝から南口の新仲見世にある喫茶店ケルン。最新著書「勝負の店」の帯の如く覚悟を決めて店に入ったという。その後の展開、天井、ピンク電話、サンドウィッチのオチが可笑しい。そして驚きの戦前からの開業。お店を仕切るおかみさんと映る久住さんはほのぼのと。

その次に沼津市民があまり立ち寄らない沼津港(と久住さんも床屋のご主人?から聞いた)だが推薦されたお店ずうへ。やっぱ沼津といえば鯵(アジ)。久住さん曰くここのフライと刺身で「沼津の海鮮は充分」と言わしめた。その後、大岡のさなだ食堂へ。カオス気味な店内、沼津の冷やし中華を楽しんだという。最後は県外の方お約束の「どんぐり」で締めた。

沼津編を終えると、これまで地方を回った際のおもしろ写真ネタやドラマ「孤独のグルメ」のこぼれ話を披露。おそらく全国を回る際に披露されるはずなのでここでは割愛。ただ質問の中で出た話、ドラマが五郎さんが食べる1店舗の収録で6時間掛かる事、ロケハン等で1シーズンの間で14キロ体重が増えたスタッフの話には驚いた。

終演も最後はギターを持ち出した久住さん。サックス奏者の女性とあの「Stay Alone」を生演奏。やっぱりいい曲だよね。久住さんの人柄がよく出た楽しい時間を過ごせました。最後に物販品のサイン会へ参加。「さっそく北口、聖地巡礼してきます」と声を掛けると爆笑する久住さんでした。(おしまい)※ブログの写真は帰りに駅北口で撮ってきました。

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