配信時代の煽り
街のTSUTAYAが近々閉店する事になった。大昔は映画とかああいうビデオとか、最近までなら音楽CDはよく借りていた。ただ映画は新作ばかりになったし、CDもメジャーな作品だけが置かれるようになって足は遠のいた。
やはり足が遠のいた最大の原因は配信の影響。映画はAmazonプライムに契約している限り、一定数の作品は別料金無しに観られるし、一部の作品はNetflixやディズニープラスを一時的な契約で対応。映画館を至高としてテレビ視聴は見逃しや追体験程度と思っている。
ただ音楽では配信を利用していない。Amazonプライムで音楽配信しているけど、滅多に使わない。痒いところに手が届くほどで無いし、好きな曲は我がiTunesのラインナップには及ばない。それにラジオで音楽を聴く機会が増えて充分に思える。
またTSUTAYAは本も売っていたわけで、その売り上げも影響したろう。昔は書店同士がしのぎを削るとその記事が全国紙に載るほどの地域だったのに。それがネット書店に淘汰されて一つ、二つ...とほとんどが消えていった。今は紙の本どころか電子書籍だもの。
でも書店は知の泉のような場所。様々な情報を自分の意思で選ぶ事ができた。しかし今ネットで何か探すとなれば、AIやディープラーニングに基づいたオススメが現れる。書籍然り、ネットでは映画や音楽、世論と何もかも誘導。便利な時代には裏がある。
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