「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン2を観る
Netflix「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン2を日本語吹替版で観た。ウィルを救い出したホッパー署長とマイクたち。だが代償に起きた出来事を封じられ生活してきた。だが一年後、ウィルの体に再び異変が起き始める。その頃、消息不明だったエルはある場所に潜んでいた。
前シリーズ同様、各エピソードに過去の作品のプロットが散りばめられ、上手く機能している。マイクたちの冒険は「グーニーズ」を彷彿とさせるし、ダスティンを巡るエピソードは「グレムリン」っぽい味付け。ダファーブラザースが知るか判らないが、掛ける愛情は藤子F作品っぽいし。その上でスピード感は「エイリアン2」、いや「エイリアン3 」にも重なってくる。オマージュのごった煮で無いところがダファーブラザースの非凡さ。
ショーン・アスティンとポール・ライザーが新たにキャスティング。ダファーブラザースは本当に映画好きなんだなぁ。特に「エイリアン2」で悪役だったポールの恰幅の良さ。その役どころがいい感じ。ホビットだったショーンがウィノナ・ライダーと恋に落ちるなんて。そして男気溢れるクライマックスへ。
子供たちのワチャワチャ感も学年が上がり、少し大人びた雰囲気。日本語吹替も含めて声変わり。滑走師マックスの登場で友情に恋模様も。甘酸っぱいラストシーンにポリスの「見つめていたい」が懐かしい。ここでダスティンへナンシーの掛ける言葉が素敵。この作品、端々に80'sが流れてそこも堪らない要素だろう。
本シーズンで大活躍は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でおなじみビクターのVHS-Cムービー。カセット再生するのに苦労するジョイスが可笑しい。やはりこの作品最大の売りは完璧に再現された80'sカルチャーだから、車にファッション、ガジェット、電化製品に至るまで抜かりが無い。個人的にもトキメキが一番詰まった時期だもの。惹かれるのは言うまでもない。シーズン3も楽しみ。
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