「パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女」を観る
今日は韓国映画「パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女」を観てきた。昨年末Twitterのスレッドに上がって以降、タイトルからも期待のカーアクション作品。非合法の仕事を受け持つ凄腕の運び屋を「パラサイト 半地下の家族」のパク・ソダムが演じる。
冒頭の依頼、そのドライビングテクニックとカーチェイスでガッチリと心をワシ掴み。つい韓国車ばかりの登場を危惧していたが、派手なシーンはBMWにベンツ。しかも手加減抜きでぶっ飛ばすしぶっ壊す。「トゥモロー・ネバー・ダイ」顔負けのアクションにニヤリ。
配給にテレ東が絡んだせいか、まるで2時間ドラマの邦題。「パーフェクト・ドライバー」というのも外れてはいないのだけれど、本意ではない。クライマックスで不足するカーアクションも、原題「Special Delivery」なら納得。パク・ソダムが渾身のアクションをみせる。
運び屋と依頼者の関係性に留まらない主人公ウナとソウォン。生まれる絆、ウナに秘められた過去。憂いのある表情に納得。彼女の過去を知る社長もいい味を出している。日本リメイクがあれば、この社長はマキタスポーツかなぁとも。ただ同時にこうした作品が今日本から出ない寂しさも。
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