「ケイコ 目を澄ませて」を観る
新年おめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
一年の計は元旦にあり。元旦は一日。一日は映画の日という事で「ケイコ 目を澄ませて」を観てきました。岸井ゆきの主演で描く耳の聞こえない女性プロボクサーの物語。
2020年12月。デビュー2戦目の勝利を目指すボクサーのケイコ。都内最古のジムでトレーニングを続けていた。しかし彼女には耳の聞こえないハンデがあり、やっと行き着いたこのジムで実力が開花し始めていた。だが2戦目を終えた後、ケイコの心境に変化が訪れる。
声を発さずとも目に宿る闘志。三浦友和演じるジム会長から「目がいい」と褒められるケイコ。タイトル通りに岸井の目の演技に惹かれる。ターニングポイントとなる3戦目、ラフプレーに立ち向かう時の目。相手と再会の時の目。やりきれない思いもケイコは再び走り出す。
物語は淡々とケイコを追いつつ、彼女の様々な側面、仕事と練習の両立する姿をみせていく。だからと言って説明的なところはない。友達同士の会話(手話)にも字幕は出していないし、弟のギターの演奏以外、BGMらしきものもない。それが彼女の世界だと訴えるように。
パンチの奏でるリズムも聴きどころではあるが、主人公にはどのように届いているか興味深い。またコロナ禍も反映されており、ネット配信の無観客試合だったりする。主人公にもモデル(この映画の原案)がいて、この映画の色んなシーンにリアルがあるのだなぁ。
| 固定リンク



コメント