「コブラ会 シーズン5」(吹替版)を観る
「コブラ会 シーズン5」(全10話)を日本語吹替版で観終えた。映画「ベスト・キッド」シリーズ続編にしてそのネクストジェネレーション。物語は空手大会で猛威を奮ったシルバー率いるコブラ会が勢力を拡大。その代償に道場を辞める決断をするダニエル。だがそんな彼を制すチョーゼン。一方、ジョニーはロビーを連れ、メキシコへ父探しに向かったミゲルを追って旅立つ。
今回は空手大会に向けてという局面はほぼ無く、全般ドラマ重視。ジョニーは公私とも心境の変化。ミヤギバースを推し進めるようあの登場人物まで広がり、「ベスト・キッド3」との親和性がより強くなった。新たな勢力を引きこみ、シルバーに漂う更なるラスボス感。本シーズンのダニエルたちは打倒コブラ会=シルバーに向けて動き出す。
映画本編で接点のなかったジョニーとチョーゼンが同じ画面に出ているとそれだけで嬉しくなる。主人公はあくまでジョニー。ダニエルは狂言回し的な立ち位置で彼らや子供たちに接していく。チョーゼンはキャラクターを大きく深掘りされ、ダニエルをサポート。しかも最終決戦であんな事になるとは。でも銃社会のアメリカだから何でもアリなんだよなぁ。
もちろん子供たちの物語にも大きな展開。ピリピリしたコブラ会陣営との対峙。ただイジメシーンは正直気持ち良くない。このドラマで一番嫌いなところ。前シーズンの感想でも書いたけど、子供たちの成長がドラマ内の時間を超えている。ただ最終話を見ると大団円、まるで映画「ダイハード」のラストの感も。
本当、もう終わりでもいいような気もするが、一応大きな動きが最後の最後に訪れる。ここからもう1シーズン続くのか否か。今のところアナウンスは無し。あとこれまで「ベスト・キッド4」絡みの描写が無いのは心残り。もしかしたら次のラスボスはマイケル・アイアンサイド?なんてね。
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