2022年総決算「劇場映画篇」
今年劇場で観たのは新作43本、旧作12で計55作品。数的に毎週映画館に通っていた事になる。コロナ禍に自ら罹患休養もありながら前年の鑑賞数を大きく超えた。新作から今年の個人的劇場公開作ベスト10は以下の通り。上位3作はIMAXが固まってしまったのと、日本映画は自分の性格と逆に全て明るめを選びました。
8.「アルピニスト」
今年のワースト:「炎のデス・ポリス」
今年のベスト1はインド映画「RRR (アールアールアール)」【IMAXレーザー字幕版】。時代的に反英プロパガンダ要素はありつつも、主人公たちへの感情移入は深い。そしてボリウッドの王道を往くダンスと音楽、スーパーアクションで綴る圧巻の3時間。テレビサイズでは魅力半減以下、IMAXや劇場体験必須の傑作。
2位は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム【IMAXレーザー字幕】」。今年、延べ2回観た作品はこれだけ(1回目は非IMAX)。子供の頃観た日本版「スパイダーマン」以降、息づいた憧憬。まるでその集大成のように展開される物語と映像絵巻にまるで夢のような2時間半。そして「大いなる力には、大いなる責任が伴う」
3位は「トップガン マーヴェリック」【IMAXレーザー字幕】。洋画今年最大のヒットにして最強の続編。前作以上に推し進めた劇場体験に映像、音響、物語共々惹き込まれる。主演にしてヒットメーカーのトム・クルーズの凄み。ただ惜しむらくは散見される007色(トゥモロー・ネバー・ダイ)だけか。
4位は「コーダ あいのうた」。今年のアカデミー作品賞受賞作。音楽映画にハズレなし。聾唖者に対する社会問題を織り交ぜつつ家族を描く青春映画。父役のトロイ・コッツァーのオスカー級演技、エミリア・ジョーンズの歌声が素晴らしい。
5位は.「モガディシュ 脱出までの14日間」。冒頭から始まる政治劇は突然反転、サスペンス色濃い脱出劇となっていく。国境を越えた交流と冷徹にその顛末を描く語り口。物語にアクション、韓国映画の勢いを実感する傑作。
6位は「ALIVEHOON アライブフーン」。ゲームグランツーリスモとドリフト競技の融合。現実になりつつある仮想から現実への展開を迫力のドライブシーンで描いている。電動化著しい自動車産業にあって、やっぱりエンジンカーはいいと再認識。
7位は「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」。センス・オブ・ワンダーとはまさにこの作品の事。繰り返される日常の大切さと仲間の結束。冒頭のツカミ、惹きつけられる物語が秀悦。
10位は「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」。こちらも大ヒット作13年ぶりの続編。IMAX3Dによる没入感高い映像体験にキャメロン監督健在ぶりを示す。前作復習は必須。必ず3Dで観て欲しい、劇場で観てこその映画です。
今年のワーストは「炎のデス・ポリス」。これ、何だったんでしょうか。冒頭思わせぶりな「Magnum Force」に期待はあっという間に萎んでいく。寄り添う事ない感情移入の行き先は怒りに点火、いや転化。ジェラルド・バトラー主演にハズレあり...か。
ベスト10外も甲乙つけ難い作品を挙げると、「クライ・マッチョ」、「ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート」【IMAXレーザー字幕】、「TITANE/チタン」、「THE BATMAN-ザ・バットマン-」【IMAXレーザー字幕】、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」【IMAXレーザー3D字幕】、「流浪の月」、「マイスモールランド」、「PLAN 75」、「死刑にいたる病」、「ベイビー・ブローカー」、「さかなのこ」、「ブレット・トレイン」、「マイ・ブロークン・マリコ」、「キングメーカー 大統領を作った男」、「人質 韓国トップスター誘拐事件」、「ある男」、「ザ・メニュー」、「ザリガニの鳴くところ」と言ったところ(順不同)。ここぞという時のIMAXも多い。でも隣の客は選べませんけど。」来年はどんな作品が観られる事やら。
それぞれのレビューアーカイブ
劇場新作43作品(+1作品)
劇場旧作(12作品)
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