「スイス・アーミー・マン」を観る
今日はAmazonプライムビデオで「スイス・アーミー・マン」を観た。2016年公開のアメリカ映画。モダンホラーでおなじみA24製作。無人島に漂流した二人の男のサバイバルコメディー。あのダニエル・ラドクリフがセカンドロールを務め、タイトル通りの男を演じている。
このタイトルは言い得て妙。スイスに出張した事があるが、お土産といえばアーミーナイフ。一般的についランボーの使うナイフを思い浮かべるだろうが、スイスのアーミーナイフは多数の便利機能を秘めた言わば七つ道具。冒頭、先に漂流していたハンクの目の前に現れたメニー。その出会い、僅か数分の出来事に「なるほど!」と思わせた。
何事も消極的だったハンクが無機質なメニーとの交流で互いに変わっていくさまが面白い。メニーが繰り出す驚愕の能力は想像を超え、ハンクの心を開放していく。ハンクを演じるポール・ダノの表情がいい。繰り広げられる寸劇に映画ファンなら思わずツボにハマるだろう。特に「ジュラシック・パーク」の件はローラ・ダーンを含め笑ってしまった。
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