「ザ・メニュー」を観る
今日はシネコン(1本目と別の劇場)のサービスデイだったので2本目へ。レイフ・ファインズ主演の「ザ・メニュー」を観てきた。アニャ・テイラー=ジョイ、ニコラス・ホルトら演じる客を孤島のレストランでもてなす有名シェフのスローヴィク。だがそのコースメニューにはある意図が仕組まれていた。そして4つ目のメニューが出された時、目の前で事件が起こる。
予告編を観た通り、いやむしろストレートなストーリー。製作にアダム・マッケイが名を連ねるせいかかなりブラック。高額を払い招かれたセレブ達はその料理に舌鼓を打つも、やがて恐怖のどん底に落とされていく。まさにシェフも客も命懸け。オレならそんな状況下で料理を食べても味はしないだろう。
この映画のウイークポイントは(オレには)料理が美味く見えなかった事。しかも「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」のようなシェフの華麗なテクニックも無い。見せ場といえばスローヴィクが手を打ち鳴らして呼応するシェフたちか。それを支配するスローヴィクはレイフ・ファインズが演じてこそ。しかし漂う不可解さ、何でそこまでと思う面は多々あったのだが。
ただ救いはある。それは大好きな俳優、ジョン・レグイザモが出ている事。落ち目の映画俳優役というのが気になるが、彼が出ているだけでいい。「シェフ 三ツ星....」にも出ていたっけ。スローヴィクが彼を招いた理由が可哀想過ぎる。それだけでこんな思いをさせられるとは。
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