「格闘技世界一 四角いジャングル」を観る
Amazonプライムビデオで「格闘技世界一 四角いジャングル」を観た。1978年公開の日本映画。きっかけはコロナ療養中の友、Youtube関根勤チャンネルで紹介された事(DVD視聴後の関根さんの感想が楽しみ)。ちなみにシリーズ三作あり、うちプライム会員無料視聴対象が第一作の「格闘技世界一 四角いジャングル」である。
この映画は梶原一騎の原作マンガをモチーフに異種格闘技を追ったドキュメント。伝説の猪木VSアリ戦を皮切りにキックボクシング、ムエタイ、マーシャルアーツの強者が登場(梶原氏実弟の真樹日佐夫氏の姿も)。関根さんのコメントにもあった藤原敏男やベニー・ユキーデらの斬れ味鋭い動きを堪能。いやこの二人、本当に凄かった。
クライマックスはアリ戦以後の猪木。モンスターマン(予告では「謎の覆面ミスターX」)にアンドレ・ザ・ジャイアントとの対決。黎明期の異種格闘技戦らしい戦いぶり。一瞬を突いた猪木のプロレス技連発で戦意喪失のモンスターマン。一方、全盛期で肉体の若いアンドレと猪木。身長差で圧倒するアンドレが猪木の腕を折る勢い。
フィルム撮りの格闘技映画は今となって貴重。ぶつかり合う肉体の音が生々しい。途中、観客として映る菅原文太さんが流石の貫禄、つい引き込まれた。それだけでなく大山倍達のガラス瓶の手刀斬りとか、若きウイリー・ウイリアムズとか。予告だとウイリーと猪木の対決がありそうだったのに。
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