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2022/08/15

「オビ=ワン・ケノービ」を観る

ディズニープラスで「オビ=ワン・ケノービ」(全6話)を観た。「スターウォーズ」エピソード3と4の間を埋めるスピンオフドラマ。スピンオフとはいえ、正史の重要人物オビ=ワンが主人公。何かしらのエピソードが期待されたが、終わってみると観なくても良かったかなぁが正直な感想。

そもそもエピソード3以後のルークとレイアはそれぞれ秘密裏に保護されていく流れ。それがこの作品のために二人を交えたストーリー展開となり、危機が迫りオビ=ワンが助けるというもの。本作のレイアたちは10才。ご都合主義、子供じみた展開は明らかにディズニーの罪。シリアスだったエピソード3までとは水と油。

そしてもう一つの軸がオビ=ワン対ベイダー。初めて目の当たりにする弟子アナキンに圧倒されるオビ=ワン。最終話、かつての力を呼び起こすオビ=ワンの前でベイダーは...正直、これは観たくなかった。このままエピソード4で対峙する両者の展開をみれば、あえて本作でダメ押しは必要無かったように思う。

全体的に物語が薄く、ルーカス謹製のものと肌触りが違う。これもショーランナーの違いか。せっかくのサードシスターの立ち位置も使い方も中途半端。もう1シーズン作るつもりなのだろうか。確かにユアン・マクレガーがアレック・ギネスの年になるまで10年以上残されているが、そもそもユアンがオレより年下だったとは驚いた。

エターナルズ」のキンゴことクメイル・ナンジアニが出演。ディズニーらしくエピソード7以降同様、ポリコレ対策が垣間見える。遠い遠い昔のお話、「スターウォーズ」なんだからそこまでしなくてもと思うけれど。アジア系の尋問官フィフス・ブラザーの顔を見るとつい「宇宙からのメッセージ」を観たくなった。

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