「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」【IMAXレーザー3D字幕】を観る(ネタバレ無し)
MCU最新作「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」をIMAXレーザー3D字幕版で観てきた。後回しにされた「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」と異なり、日本が世界最速公開。主演のベネディクト・カンバーバッチからもキツくネタバレ禁止令が出されているため、ここで中身は語らず。
マーベル、サム・ライミ、ダニー・エルフマンの組み合わせは「スパイダーマン2」以来。「スパイダーマン」シリーズではヒーロー作品の王道を行っていたが、今回はサム・ライミの原点たるホラー要素を織り込み、マーベルの世界観に重ねている。そんな恐怖演出と驚きのマルチバースの化学反応も見どころ。
MCU作品は玉石混交だが今回は玉(と一定以上の評価)。「ノー・ウェイ・ホーム」超えというより、ベクトルが異なるし、満足感は違った。あくまでスティーヴンの魔術師としての進化、ワンダの救済が主題。その点で配信シリーズ「ワンダヴィジョン」抜きでも事足りるが、彼女の執拗な思いは「ワンダヴィジョン」ありきと思う。
ストレンジ第一作の世界観を引き継ぎ、マルチバースを紡ぐ。驚天動地、大画面と奥行き感が相まってモノが飛んでくるたび思わず避けてしまう。ビジュアルの凄まじさをIMAX3Dがサポート。物語以上に映像を楽しむ映画だと思った。IMAXに限らず、ベスポジ(再後尾列の真ん中)が取れたら最高。タッチの差でちょいズレてしまったけど。
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