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2022/05/18

「頭文字D 5th stage」と 「頭文字D final stage」を観る

アニマックスで放送されていた「頭文字D 4th stage」と 「頭文字D final stage」を観終えた。プロジェクトDの神奈川エリア遠征、そして 「final stage」で待つ藤原拓海最大の敵とのバトルが描かれていく。

「4th stage」になってCGは格段に向上。クルマの見た目の質感はもちろん、サスと車体の挙動に至るまでリアル。OPのタッチを見て昔PS2でプレイしたゲーム「アウトモデリスタ」を思い出した。画のクオリティは「1st stage」から 「final stage」まで一定でない分、その変遷はある意味味わい深い。しかも作品をここまで楽しませてもらえば、あえてリブートされた新劇場版を観たいとは思わない。

見どころは多くあるが、やはり高橋涼介と北条凛、二人を結ぶ秘密と想いがぶつかる死を賭けた一戦。荒技も厭わない死神GT-Rと智を持って救済しようとするFC=RX-7。超高速バトルの中で明かされる過去。絶体絶命の状況でもう一つの想いがぶつかる。その結末、涼介と凛の姿が清々しい。もちろん拓海と信司、ハチロク同士のバトルは最大のクライマックスとなった。

「頭文字D」とは何と清々しいマンガなのか。最終決戦、息苦しい位に続くバトルを見届けるライバルたち。その一人一人にドラマがあり、気持ちのいい連中。最終話、その大団円には観ているこちらは感極まる。登場人物と同様、主役のクルマたちのは個性的で魅力に映り、 バトルを観ているだけで惹き込まれた。ラスト、拓海のインプとすれ違う86は明らかに続編を意識したのだろう。

樹のセリフじゃないが、やっぱFRが欲しくなる。現行ハチロクの購入、維持費を含めて絶対ムリ。ホント、F-SRを凍結したトヨタは罪深いよ。スイスポに不満はないけれど、3年前予定通りであれば操るステアリングは違ったはず。まぁいつか、FRスポーツを運転する日が来たらいいな。それはオレのプロジェクトD (ドリーム)という事で....(おしまい)

220518_01

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