« ソニーストアでPlayStation5抽選販売にエントリーする | トップページ | 「ガンパウダー・ミルクシェイク」を観る »

2022/03/19

「エスパイ」を観る

今日はAmazonプライムで「エスパイ」を観た。1974年公開、小松左京原作のSF特撮アクション。若き藤岡弘と草刈正雄、由美かおる、加山雄三らが出演、さらに意外なキャスティングとして若山富三郎がラスボスで登場する。

東西冷戦下、ソビエト侵攻による政情不安の中、東欧の一国バルトニア大統領が狙われる。だがその裏にはある組織の暗躍があった。情報を得たエスパイと呼ばれる超能力集団は、その組織を探すべく調査を開始する。

「エスパイ」とは、エスパーとスパイを掛け合わせた造語。「パイ」の響きと由美かおるの登場にセクシーな事を考えてしまうが、ご安心を。ご想像通りのシーンは用意されている。あくまで当時の限界表現。ただ1分程のシーンでもそのシチュエーションに相手役と合わせ結構なインパクトがある。

炎をイメージしたオープニングは尾崎紀世彦の主題歌と合わせ、007シリーズを彷彿とさせる。しかも舞台は国際的。スイスにトルコ、そして日本。だが海外ロケは撮影隊だけだったようで、所々セットや車中のキャストは合成に見える(本当にロケしてたらすみません)。

公開時期の日本はユリ・ゲラーらの超能力ブームの真っ只中。劇中はサイコキネシス、透視にテレポートを駆使。ただ超能力描写とアクションはスピーディーと言い難く、しかもご都合主義な描写も多い。あくまで70年代のノリを前提に観て欲しい。

220319_01

 

 

|

« ソニーストアでPlayStation5抽選販売にエントリーする | トップページ | 「ガンパウダー・ミルクシェイク」を観る »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ソニーストアでPlayStation5抽選販売にエントリーする | トップページ | 「ガンパウダー・ミルクシェイク」を観る »