「ガンパウダー・ミルクシェイク」を観る
今日は「ガンパウダー・ミルクシェイク」を観てきた。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のネビュラ役カレン・ギランを主演に迎え、ミシェル・ヨー、アンジェラ・バセットらが脇を固めるアクション作。殺し屋の母と別れて15年。母と同じ道を進んでいたサム。だがある依頼をきっかけに組織に追われる身となってしまう。
タランティーノに見出されたパプシャド監督だが、世評ほどタランティーノ臭を感じない。むしろ世界観、様式美に拘ったのは判る。夜や建物内にセットのシーンが多く、横スクロールにガンアクション、これでもかと男たちをぶちのめすヒロインたち。そしてサムにスタジャンがよく似合う。舞台の一つとなる図書館も面白い。
ただ男たちのだらしなさ、悪役の面々の存在感が希薄。本来ならタイトル通りにスパイシーであって欲しいのだが、キャラが立たないために彼女たちを追い詰めるような怖さを感じない。さらにサムを狙う組織のボスも描写が少ないせいか、糸を引くポール・ジアマッティも少し人が好過ぎる。
とはいえ、必殺仕事人ばりミシェル・ヨーのVFX無しの生アクションも良かったし、アンジェラ・バセットもおそらく初めての本格アクションで頑張ってる。何より主役のカレン・ギラン、レナ・ヘディ演じる母子がなかなか魅せる。ポルシェ924のカーアクションもいい。ハードルを下げ、あっさりと読み切りアクション劇画としてならいいじゃないでしょうか。
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