「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム【IMAXレーザー字幕版】」を観る(ネタバレあり)
念願の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム【IMAXレーザー字幕版】」を観てきた。今日IMAX上映が終わる事を知ったのは3日前。関係各所に調整し、一日一回の上映機会に合わせて仕事を切り上げる。コロナ対策のため、開場ギリギリまで車の中で過ごしてその時を待った。そして映画が始まるとIMAX効果もあるが、クライマックスは興奮の中でまた泣いてしまった。
以下ネタバレ、10行ほど改行します。
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やっぱりスパイダー3兄弟が一つの画面に揃うインパクトは凄い。3人が初対面となるシーンの重み。トビー、アンドリュー、そしてトムホ。それぞれの立場から「大いなる力には大いなる責任が伴う」決心をみせていく。
一度観ているからセリフを噛み締め易い。特にアンドリューの言葉は涙無しに観れないし、彼の言葉を通して第2作後の様々(物語、製作状況)な葛藤が伝わる。彼にとって「アメイジング・スパイダーマン3」なんだ。この「ノー・ウェイ・ホーム」を通し彼の心残りに対し救いになったと思う。そしてアンドリューによるMJ救出にはまた泣いてしまったよ。
「兄弟が欲しかった」というアンドリューに対し諭すような長兄トビーの貫禄。ドック・オクとの会話がこれまた粋。このシーンに二人の「スパイダーマン2」での関係性を思い出す。ヴィランたちへの救い。それがこの作品のテーマでもある。
そんな二人を通してこそのトムホの決意。これまで仲良し3人組のドリカム状態だったMJ、ネッドとの関係をリセットする重み。トムホ三部作最後の最後に「大いなる力には大いなる責任が伴う」をブチ込んだジョン・ワッツ監督のストーリーテリングにしてやられた。
そんなシリアスな展開にユーモア溢れるのもこの作品のいいところ。でもトムホよ。兄さんたちトビー、アンドリューをピーター2、3呼ばわりとは失礼。いやそりゃセリフの上だし、それもトムホの可愛さと魅力ではあるのだけれど(苦笑)。こうなりゃ3兄弟分のS.H.フィギュアーツが欲しいぞ!
ヴィランそれぞれに見どころはあるが、やはり圧巻はウィレム・デフォー=グリーン・ゴブリン。二面性を演じ分ける演技、表情と迫力。やはり彼はスパイダーマンシリーズ最凶のヴィランだ。
とにかくIMAXの生むスペクタクルは圧巻だった。序盤のドック・オクとのバトル、ドクター・ストレンジとの攻防(ここでの奥行き感が凄い)、そしてヴィランたちVSスパイダー3兄弟。目前に広がる映像、シネスコに収まりきらなかった情報量の凄さに酔う。今日でIMAX上映は終わりだが、今後アンコールがあるようであれば是非その迫力を楽しんで欲しい。次はブルーレイだな。
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