「マンダロリアン シーズン1」を観る
ディズニープラスで「マンダロリアン シーズン1」全8話(字幕版)を観終わった。ご存知「スターウォーズ」を原作とするスピンオフ。原作者ジョージ・ルーカスの手を離れ、ディズニー傘下で製作された配信オリジナルシリーズ。
賞金稼ぎマンダロリアンは所属するギルドから高額の依頼を受けた。そして獲物を捕らえるため、ある惑星を訪れる。厳重な警備をかい潜って相対するマンダロリアン。だがその獲物に対し、ある種の感情が芽生え、強奪し守り抜く決心をする。だが依頼主である帝国軍の残党は見逃さなかった。
これまでのスピンオフに比べ「マンダロリアン」の出来はとにかく素晴らしい。マンダロリアンが匿う獲物、その関係性はまるで「子連れ狼」。しかもSWらしさに溢れ、ルーカスの築いた王道も忘れていない。第3話のクライマックス、ギルドと対峙するマンダロリアン。その姿、黒澤映画のようでかつサムライ魂に溢れている。
このスピンオフはジョン・ファブローによるもの。映画「アイアンマン」を成功させた彼の作る物語。心躍る冒険。時にシリアス、溢れるユーモア、特にマンダロリアンを中心にした登場人物たちに感情移入させられる。そしてドロイドに泣かされるとは。ジーナ・カラーノ演じるキャラも頼もしい。
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