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2021/12/31

2021年総決算「テレビで観た映画篇」

劇場だけでは補いきれない作品はテレビで。中でも印象な作品は次の通りでざっと走り書き。

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まずオススメ筆頭は
「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」。アクションよりも駆け引きから生まれる緊迫感が凄い。ただこれ程のサスペンスをなぜ映画館で観なかったのか後悔ばかり。

今年の映画主演男優賞を選ぶなら間違いなくマ・ドンソク兄貴、劇場映画では「エターナルズ」が筆頭。だが彼の旧作だけで7作観ていたほど。そのうちオススメは「新感染 ファイナル・エクスプレス」「悪人伝」の二作。

ホラーなら
「エスター」「ミッドサマー」。前者はミスリードでトリッキーな物語、後者はエログロで怖さの方向性は異なる。でも共に面白い。

「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」
は緊急事態宣言で無ければ劇場で観るつもりだった。まさかこんなに早く観られるとは、WOWOW様々である。

「薬の神じゃない!」
はクチコミで気になっていた一作。中国映画で一見、情話。だが作中見え隠れする格差社会への皮肉も見えてくる。

映画ファンなら
「ラスト・ムービースター」がオススメ。バート・レイノルズのセルフパロディながら、スター性を失わない姿勢に感動。

ドキュメンタリーなら
「なぜ君は総理大臣になれないのか」は見逃せない。政策と選挙は別物。結局与党が長けてるのは選挙戦略だから。「ホドロフスキーのDUNE」は個性と先見性に「DUNE」沼の奥深さを知る。

Netflix独占となればやっぱり
「浅草キッド」。劇団ひとりの監督、脚本。本家たけしの毒は薄めに彼らの師弟関係を描く。漫才同様に師弟間の掛け合いが可笑しい。

シリーズものならWOWOWの「連続ドラマW 華麗なる一族」はさすが山崎豊子原作の面白さ。英国王室を描いたNetflixの「ザ・クラウン 」負けていない。さらにNetflixは「愛の不時着」「コブラ会」「全裸監督2」「イカゲーム」と盤石ぶりが印象に残った。   
映画配信・WOWOW他33作品

それぞれのレビューは
ドラマシリーズ配信・WOWOW他11作品

地上波ドラマ3作品

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