2021年総決算「劇場映画篇」
3.「いとみち」
5.「リスペクト」
10.「ノマドランド」
今年のワースト「ブラック・ウィドウ」
今年のベスト1は名匠リドリー・スコット作品「最後の決闘裁判」。独特のストーリーテリングとクライマックスでの迫力ある映像。心理劇だけにとどまらない歴史劇。テーマの奥深さ、その根幹は今も不変の現実を思い知る。
3位は「いとみち」。ローカルムービーと思いきやしっかりと青春映画であり女性映画。ユーモア溢れる青森訛りの掛け合いと三味線の響きが心地いい。主人公いとの成長を初々しさ残る今後ブレイク必至、駒井蓮が演じる。
7位は「ヤクザと家族 The Family」は「すばらしき世界」と同じヤクザを採り上げた邦画。オーソドックスな作りで力強い。藤井道人監督の力量はドラマ「アバランチ」でも発揮。勝手知ったる場所が舞台だったのも嬉しい。
8位は「ラストナイト・イン・ソーホー」。エドガー・ライトが描くトリップやホラー要素を織り込んだ音楽ファンタジー。夢見心地に潜む恐ろしい事実、それにバランスするトーマシン・マッケンジーの可愛らしさといったら。
毎年のベスト10同様、順位はあって無いようなものです。むしろベスト10から溢れたものに愛おしさがあったりして。挙げただけで「新感染半島 ファイナル・ステージ」、「アオラレ」、「アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン」、「モーリタニアン 黒塗りの記録」、「梅切らぬバカ」に「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」。「007」は禁じ手を使ってのラストよりサッチモが重なるエンドロールに泣けた。
それぞれのレビュー
劇場新作26作品
劇場旧作7作品
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