「アメイジング・スパイダーマン2」を観る
昨日に続きAmazonプライムで「アメイジング・スパイダーマン2」を観た。ヒーロー誕生のプロットが説明済の続編こそ本領発揮。前作で課せられた遺志を受けつつ、スパイダーマン=ピーターとグウェンの運命を描く。
ニューヨークを舞台に明るいスパイダーマンは健在。だがパーカーの影を描くのがアメイジングシリーズの特徴。それゆえDC、ノーラン版「バットマン」の影響下を受けていたのにも納得。その点、アンドリュー・ガーフィールド起用はベスト。さらに前作でも描かれたパーカー夫妻の行動、その真意が語られていく。
本作のヴィランはジェイミー・フォックス演じるエレクトロ。そのヴィジュアルと相まって強烈な印象を残す。MCU下で再演の噂があるが、単なる出演かマルチバースになるのかはこの先のお楽しみ。
一方、オズコープといえばノーマン・オズボーンの息子ハリー。ピーターとの友情は薄めに自ら課せられた運命と戦い、あの姿へ変わっていく。予定されていたアメイジング三作目では完結編たる物語があっただろう。ただ本作の重い終局で十分。MCU参戦により本シリーズは凍結、幕を閉じた。
これまでスパイダーマンを観てきてそれぞれに良さがある。ただ欠かせないのはヒロインの存在。本作ではグウェンに尽きる。やっぱエマ・ストーンいいわ。個人的に女優で観てしまうので。ウィキを色々読んでいると本作の結末は必然だったと。これも一つのアメイジング色なのだな。
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