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2021/07/07

「ゴジラvsコング」【IMAXレーザー3D字幕】を観る

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今日は「イージー・ライダー」に続き昼食を挟み映画を2連チャン目「ゴジラvsコング」を観てきた。ワーナー=レジェンダリーのモンスターバース最新作。先週末「キングコング: 髑髏島の巨神」を観て準備万端。今回は気合を入れてIMAXレーザー3D字幕版での鑑賞となった。

髑髏島でモナークによる監視下のコング。コングの拠り所は少女ジアとの交流だけだった。同じ頃フロリダの大企業エイペックスの施設がゴジラに襲われる。そしてエイペックスのCEOシモンズはゴジラに対抗するため、  コングの故郷たる地下世界への探索を進めていた。そこで元モナークの地質学者リンドを雇い、コングの帰巣本能を利用しようと画策する。だがシモンズの心中には更なる野望があった。

タイトル通りどちらがキングか、ゴジラとコングのガチな対決。日本風に言えば空想特撮映画、スピード感重視で観る者に考える隙を与えない。その点でIMAX3Dは最適、いや最強にして最高。冒頭おなじみのIMAX カウントダウンの瞬間から思わず声が出る。 そして本編、目の前にこれまでの奥行き感、情報量を超えた世界が広がっていた。巨大、顔アップとなるゴジラとコングは圧巻。

ぶっちゃけ、公開が延びてある情報を知っての鑑賞だったが、観ていてそんな事は気にならない。何より「キングコング対ゴジラ」から半世紀以上を経て再び両雄が戦うのだ。しかも製作陣は「キング・オブ・モンスターズ」 以上にリアリズムよりもノリを選んでくれた。作品の成功は約束されたものと言っていい。

コング、ゴジラ共にモンスターバース版のキャラを引き継ぐ。最低でも「髑髏島の巨神」「キング・オブ・モンスターズ」鑑賞は必要だろう。日本が舞台だった「キングコング対ゴジラ」 はゴジラ寄りの演出だったが、本作はコング寄り。

このコングの戦いっぷりが実に80年代アクション映画を彷彿とさせる。エンドロールで「リーサルウェポン2」の名を見た瞬間、アレじゃんと悟ったもの。だからといってゴジラの存在感が小さい訳でない。延べ三度に渡る対決の結末は如何に。

ツッコミどころを指摘する声もあるが、最初期の作品を除けば日本版ゴジラだってファミリー映画。リアリズムよりもノリは間違っていない。何より最もターゲットとすべき子供たちが喜んでくれる。惜しまれるのは本シリーズを通してコングがアメリカ上陸できなかった事。さらに最終対決地がレジェンダリーの意向を受けたもののようで少々残念だが、派手なネオンに高層ビル群はバトルを際立たせてくれる。

エンドロールの扱いから本作がモンスターバース完結編の様相。是非大きなスクリーン、できればIMAX3Dでの鑑賞を薦めたい。

追伸.
IMAX3D料金に含まれたメガネは返却不要、次回持ち込みで100円安くなる。その程度のコストであのクオリティなら安い。それでも作品は選ぶでしょうけどね。


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