パワーゲーム:インスタント上司3
元々淳は人の意見をまとめ、それを形にする事が好きだったと言う(一方で春日のように好き勝手にやりたい思いもあるが)。小学校時代から培った回し屋気質がMCの礎だったとは。しかも驚いたのは「政治家になりたい」という発言。でもこう付け加える。「首長になりたい。やりたいことをしたい。国会議員は数の論理。どちらかというと僕は少ない数の方の人だから」(聞いた範囲の要旨。初放送から2週間、TVerで見られます)
この回「あちこちオードリー」のMC若林の言葉を借りれば、「最も刺さったコメント」だった。
これまでもうちの会社の管理職って政治家だなと言ってきた。ただ政治家とひと言でまとめるのなら、政治家本職に失礼。うちの管理職は国会議員だな。それを強く感じる出来事があった。
他部署からの要請で休日出勤者が増発。コロナ禍、苦境の会社業況からすれば協力して欲しいという。しかしそんな事はとうに予見済み。コロナ禍以前からずっと苦言を呈してきた。部署発足から足掛け3年、所属部長は何もしなかったのだ。大企業だから管理職同士、部署間のパワーゲームが決め手となってしまう。
ウチの上司のプロファイリング。部下に厳しい反面、忖度だらけ。弱い立場はとことん追い詰め、不利と思う相手には猫を被る。絶対に勝てない勝負はしない。だから上申する姿勢を見せない。本人は勝者と思いきや、会社のパワーゲームでは負ける側に陥りやすい。国会議員に例えれば間違いなく負け組。
社長直轄部署という肩書き。名目上、間に常務職が居てもそこに意見を求めるような事はない。そんな部長の姿勢を知ってか、直属の課長は直接社長に意見を出したそうだ。そして部長から余計な事をするなと言われたらしい。
ウチの部長の部下となって3年、未だにこの人のやりたい事がわからない。担がれてこその神輿がこれだから。いや、こっちも担いでる気はないよ。判ってる事はただ一つ、必ず昼食にカップラーメンを食べることだけだから。
これまでのインスタント上司
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