「囚われた国家」を観る
今日はWOWOWで録ってあった「囚われた国家」を観た。ジョン・グッドマン主演、「猿の惑星:創世記」のルパート・ワイアット監督によるSF映画。突如、エイリアンに占拠された地球を舞台に戦いを挑むレジスタンスの姿を描く。
2019年エイリアンに統治された地球。9年後のシカゴ。マリガンはエイリアンから指示を受け、レジスタンスを見つける任を受けていた。レジスタンスが狙うのは統治者と呼ばれるエイリアンの居城。そんな中、彼らはスタジアムでの爆破テロを画策する。だがその動きをマリガンは察知していた。
「猿の惑星:創世記」を成功させたワイアット監督の新作ゆえ、期待値は高かった。とにかく本作はリアル志向のSF。人間関係を重点にレジスタンスたちの組織力、行動が丁寧に描かれていく。ただあまりにリアル過ぎてエンタメ性は皆無。その点でかなり観る側はふるいにかけられる気がする。
これまでTVシリーズ「V」や映画「インデペンデンス・デイ」等、異星人侵略は観てきたが、人類がどのようにコンタクトを取るかがカギ。その点、この作品はシンプルな手法をとっていた。それに限らずレジスタンスたちの情報伝達方法もかなりレトロ。
対抗する異星人たちのオーバーテクノロジーとの折り合いが観る側の動機にもなるが、本作はうまくいった感じがしない。入手方法とか、使用方法とか、演出上勢いでみせてしまう事もできるが、前述のリアル志向が足かせとなって冷めてしまった。加えてエイリアンの奇抜さはいいが、ハンターと呼ばれる特殊部隊のデザインが何とも...。
キャストのネームバリューからジョン・グッドマンの立ち位置にだけ目が行ってしまうのもマイナス。ただ登場人物の関係性が明らかになった時、レジスタンス真の目的、監督の狙いと見どころはここ一つなのだと納得した。ただ一回観て、まぁいいかなとも。
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