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2021/01/09

「コブラ会 シーズン3」(吹替版)を観る

Netflixで配信開始された「コブラ会 シーズン3」(全10話)を観た。今回から吹替版も配信開始なのでそちらで視聴。観始めるとあっという間。Netflixの再入会もこの作品のためなのだから。

学校での大乱闘の末、重体となったミゲル。意識は戻るも体の自由を奪われてしまった。自暴自棄となったジョニーにコブラ会を掌握するクリーズ。そしてライバル会社の攻勢に窮地に立たされるダニエル。ダニエルは脱するべくある地に降り立つのだった。

ジョニーのスマホへの送信主がいよいよ登場。それがシーズン3最大の見どころ。一つの場面に揃う三人を見ると改めていい年の取り方をしてるなと思う。ジョニーとの別れ際のセリフの一群は、彼女が出演した「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」のラストシーンを想起させる。

それだけでなく「ベスト・キッド」との結びつきはより強くなり、前半はパート2視聴は必須。時を経て変わった事、変わらぬ思い出。再びあの彼と拳を闘わせるダニエルとその顛末。同じ流れを汲む師匠と空手道に心を通わせるところが泣ける。そしてもう一人のあの彼女がダニエルを癒し、ある人脈に繋げる役割を果たしていく。

とにかくクリーズに翻弄されていくシーズン3。だがそんな彼も絶対悪では無いエピソードが描かれる。かつて精神的に追い込まれた環境、生死を分けた選択。悪にも理由があるなんて、アメリカの映像作品では珍しい。最後は三つ巴の戦いののち、再開されるトーナメントを決戦の場にとシーズン3は幕を閉じた。

それにしても「コブラ会」の常軌を逸した戦略、戦いぶりは法的に大丈夫?と思う反面、この作品にそこまでのリアリティーは求めていないからいいか。次シーズンでのジョニーとダニエル、そして彼らの弟子たちのアッセンブルに期待したい。

210109

 

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