映画館に行こう
妻と子供が劇場版「鬼滅の刃」を観てきた。内容に満足だったようで劇場版はあと二本ぐらい作られるのでは?と推測していた。子供曰く毎週録画していたポケモンは卒業との事。成長と共にジャンプアニメへ完全シフトしたようだ。
「鬼滅の刃」の人気に火が付いたのはマンガもさることながら、Amazonプライム等の動画配信の影響も大きい。視聴の際、家族が居なければテレビを独占できるが、そうでなければスマホやタブレット視聴が多くなった。自分でも思うが、小っちゃい画面は手軽さの反面息苦しい。子供がスマホでYoutubeを観て笑っているが、あまり健康的に見えない。
子供の頃はテレビの画面サイズは14インチ、大きくて21インチだった。一家に一台の時代、共有する中に一家団欒があった。だが今テレビにスマホ、タブレットにゲーム機と一家庭の画面数は増加。反面テレビ以外、画面の大きさは手のひらサイズ。画面の個別化で団欒に程遠い。お互いに見合わす事のない会話も少なくない。
それに画面の大きさって心持ちに影響すると思う。例えば子供が小さい画面だけで育ったら、器が小さくなってしまう気がする。子供に限らず画面の個別化は独占欲だけを満たす。極論だが、心理面に視力低下など健康面への悪影響ばかり見えてしまう。
だから映画館へ行くのって大事。巨大スクリーンが作る開放感に感覚を刺激する音響効果。作品が良かったら最高。周りから同時に笑いが起こると観客同士の一体感も増す。これはSNSでは体験できない。映画はストレス解消にもなっている。そんな事を考えていたら、家庭用プロジェクターが欲しくなった。
映画館のコロナ対策は上映前の説明にもあるし、観客として対策、体調に留意して映画館へ行って欲しい。
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