いよいよ菊花賞、三冠馬の父から三冠馬誕生か?
今週は牡馬三冠路線の最終関門、菊花賞。これまで何度か訪れた京都競馬場だが、うち二度三冠馬誕生に立ち会っている。最初は1994年のナリタブライアン。そして今から15年前、2005年のディープインパクト。無敗で迎えたディープが三冠を達成した瞬間、その興奮は今も忘れられない。
さて今年、父ディープインパクトと同じ無敗で三冠を迎えたコントレイル。勝てば牡馬三冠馬として8頭目の快挙となる。先週の牝馬三冠デアリングタクトと同様、歴史に名を刻めるか。今やベテランとなった鞍上福永祐一も菊花賞勝ちの経験が活かされる事だろう。
だが馬券となると難しい。前日オッズ単勝1.1倍のコントレイルが絡めば、買い目は限られる。頭がコントレイルとなれば、馬単も馬連もそれ程オッズは変わらない。
問題は2着候補。ダービー2着が最も堅実な菊花賞もサリオスが別路線へ。ヴェルトライゼンデが決め打ち、後方待機から伸びてくるのが想定されるが、何せ淀の長距離戦。前半のペース、位置取りと駆け引きが入り混じって目論見通りに行くだろうか。
出し抜けを喰らわそうと考える騎手もいるだろう。その最右翼は乗り替わり、ヴァルコスの岩田康誠。叩き2戦目、長距離戦での変わり身。おそらく先行、そこに貪欲な岩田の腕が加われば一矢報いるに違いない。ほとんど願望だけど。
馬券はコントレイルから馬連。そしてコントレイル=ヴァルコスの三連複。馬連は1〜5枠+ヴァルコスまで。三連複は総流しで狙いたい。
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