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2020/10/17

ムービープラス「007は二度死ぬ」(地上波吹替版)を観る

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ムービープラスで放送された「007は二度死ぬ」(地上波吹替版)を観た。子供の頃から何度も観ている若山弦蔵さんの声でのボンド。初めて観たのはこの「二度死ぬ」だった。しかもそのバージョンを放送するムービープラスに感謝。

時を経て久しぶりに観ると冒頭から思わず笑ってしまった。物語や特撮のチープさではない。宇宙管制官の声が伊武雅刀(伊武雅之)だったのだ。まるで「スネークマンショー:愛のチャンピオン号」を聴いてるよう。伊武さんの絶叫が宇宙に響く。

ナンシー・シナトラの主題歌、モーリス・ビンダーによるオープニングタイトルはクラシック・ボンドの特徴。日本傘にゲイシャガールのシルエット。たぶん子供の頃観たのはトリミング版。今回はシネスコ版だから、左端のゲイシャの乳首は見ていないと思う。

上映時間117分にこの吹替版は92分で25分のカット。だから話が進むのが早い。タイガーから「日本情緒を味わってくれ」と歓待を受けるがまるまるカット。これも仕方なし。だって今は名を変えたあのサービスなのだから。ボンドが日本人になる?シーンもカットされていた。

出てくるボンドカーはもちろん2000GT。市中のカーチェイスで登場するクルマはトヨペットクラウンにコロナと自動車ショー歌のようなラインナップ。さらに巨大磁石でヘリに吊り上げられる姿やリトルネリーの活躍。ネリーに乗るボンドは頭にGo Proみたいのを付けていた。

回収ロケットはスペースXのブースター着陸を思わせる。さすが未来を先取り007。ロケットを収容するスペクターの日本基地の巨大さが凄い。子供ながらにスゲーって思ったし今も忘れられない。

浜美枝さんと同様、タイガー田中の吹替が丹波哲郎さん自身という点も貴重。丹波さんがモジモジ君、いや戦闘服で侵入する姿も貴重。記憶にあったタイガーが「世の中ジェットだよ、ボンド君」と吹き替えたシーンは不在だった。そして昔購読していたGun誌かホビージャパンの記事だった事を今思い出した。これも一種の思い出補正だな。とにかくこの吹替版は個人的にも永久保存版だ。

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