蛇口の水
会社の昼休み。弁当を食べた後、手洗い場で歯磨きを始める。既に食事を終え、歯磨きしている他部署の管理職。歯磨きを終えたようで場を立ち去っていく。振り返りその手洗い場を見ると、蛇口から水が流れていた。
この光景は一度ではない。この人ほぼ毎回。蛇口を閉め切らず、たらたらと水が流れている。確かにパッキンの劣化もあるが、しっかり閉めれば水は止まる。要は水が止まるのを見ていないのだ。
先頃ウチの社は50才以上の管理職早期退職を実施、多くの人が辞めていった。先の管理職はその生き残り。その人が優秀か否かよく判らないが、歯磨き後の様子を見れば何となく窺い知れる。観察力、コスト意識の欠如等々。
立ち去った後、水の流れる蛇口を閉める。蛇口の水に限らず。言葉は悪いが、地位に胡座をかいた人間のケツを拭かされる人がいる。表に出ない人の力がこの会社を支えている。全ての人と言わないが、モノを作らない人間が肩で風切る社風。製造業なら現場の人へのリスペクトがあるべき。
会社の資金が回っているうちはいい。だが二の矢、三の矢の果て、モノが作れなくなった時が来るかも。まだ蛇口の水が出てるうちはマシか。
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