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2020/10/22

BS朝日「昭和のクルマといつまでも」を観る

201022

録画してあったBS朝日「昭和のクルマといつまでも」を観た。"いよいよレギュラー放送スタート”というCMが偶然目に入って予約録画。今朝出勤前に14日放送分を観たのだが、懐かしい車とオーナーのエピソードが興味深い。

この番組は"昭和から30年以上、同じクルマに乗り続けている人”が主役。BS朝日といえば「カーグラフィックTV 」がある。旧車も出るが、どちらかといえば新車、外国車中心。このように旧車を掘り下げた番組は嬉しい。今回は長野市で取材、3軒のオーナー宅を尋ねた。

1軒目で登場したのはトヨタパブリカ。赤いボディにレトロなルックス。コラムシフトでマニュアル。奥さんの運転ぶりにぞっこんの気持ちが伝わる。部品取りでもう一台所有するのも旧車オーナーらしい。

2軒目は趣味でレストアも行うヨタハチオーナー。自車をレストアするうちに技術を習得。バックオーダーを抱えるのもわかる。建てたガレージは本格派。ヨタハチに同じトヨタ唯一の空冷対抗を擁するパブリカ、ミニエースが並ぶのは壮観。

3軒目は同じくヨタハチオーナー。台風で川が氾濫、愛車ヨタハチが冠水してしまう災難。だが2軒目のオーナー氏による修理で復活したという。フロントの傷にまつわるエピソードに胸が熱くなった。ルーフを外して運転するオーナー。S-FRが世に出ていれば、こんな感じで運転できたんだろうな。

旧車の購入、維持に家族の理解は欠かせない。だが2軒のヨタハチオーナーには車検を通さない時期があった(or ある)との事。お子さんの学費捻出や生活のため、車を所有するも車庫に眠っていた。そんな車検を通さない選択に驚かされた。

その理由に13年経過での自動車税、重量税の負担増は大きい。何故、長く大切に乗っているのに負担を増やすのか。13年経過した車は環境負担が増えるというのが国の言い分。
だが今回登場したヨタハチはリッター20キロ以上走るという。クルマの価値が認められれば特別措置がなされる海外。増税は単なる国の屁理屈にしか感じない。

さてこの番組、俳優國村隼さんのナレーションがいい。詳しいんだろうな。ちょっとしたコメントに車好きが伝わる。是非、おぎやはぎの愛車遍歴に出ていただきたい。

とてもいい番組だし毎週録画確定。できたらレギュラー放送以前の回もアンコール放送して欲しい。やっぱ旧車っていいな。
追記.
今後レギュラー放送以前の回も再編集版で放送されるそうです。


 

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