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2020/09/13

「ベスト・キッド」を観る

Amazonプライムビデオで「ベスト・キッド」を観た。1984年製作アメリカ映画。Netflixで「コブラ会」を観たための振り返り。ちなみにNetflixで「ベスト・キッド」を探すと未見のジャッキー・チェン版しか配信されていない(2020/09/13現在)。

母の仕事の都合で転校したダニエル。アリと仲良くなるが、元彼ジョニーの目の敵にされてしまう。度重なるジョニーのイジメからダニエルを助けたのがミヤギだった。ダニエルはミヤギから空手の教えを乞う。だがワックス掛けにペンキ塗りの毎日。何故と問うダニエル。ミヤギはそんなダニエルと拳を交わす。

公開当時は映画館、その後テレビで何度も観てきた。ジョン・G・アヴィルドセン監督にビル・コンティ音楽とくれば「ロッキー」のコンビ。さらに主題歌「モーメント・オブ・トゥルース」はサバイバーの曲。雰囲気が似るのは当然。格闘技、王道の良さに加え、師弟愛に人間ドラマ。指導のユーモアさも作品のアイデンティティーになっている。

クライマックスはダニエルとジョニーの対決だが、全編ノリユキ・パット・モリタの存在感に尽きる。琴線に触れるのは同じ日本人ゆえ。空手の教え、人生観、観ている我々をも諭しているよう。温故知新、教えは不変。時を経て「コブラ会」ダニエルのセリフを通し、今も訴えかけてくる。だから「ベスト・キッド」は名作なのだ。

「コブラ会」シーズン1を観て、改めてこの一作目は必須と思う。この作品のジョニー目線は「コブラ会」で語られる事になる。また「ベスト・キッド2」も観たくなった。でも何で気軽に観れる吹替版がないのかね。Netflixも何でこの時期、オリジナルの「ベスト・キッド」がないのかね。

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