「サバイバー: 宿命の大統領 シーズン2」(吹替版)を観る
Netflixで「サバイバー: 宿命の大統領 シーズン2」(吹替版)を観終えた。議事堂爆破から指定生存者として大統領に就任したカークマン。前シリーズ、その黒幕に辿り着いたカークマンたちのその後を描く。
次々と政治課題に取り組むカークマン。個々のエピソードは興味深く面白い。しかし議事堂爆破に関しては迷走。ロイドの仕掛けた罠に義母の古いスキャンダルに足を取られる始末。巨大な陰謀と思いきや、スケール感は縮小。前シリーズで感じた政治とサスペンスの水と油感は拭えなかった。
そして本シーズン中盤、大きなテコ入れが入る。これが元々予定されたものかは判らない。これをきっかけにカークマンは精神的に追い込まれ、大統領の座を危ぶまれる。議事堂爆破のエピソード解決が有耶無耶なまま、物語としてここまで必要だったのだろうか。
マギーQ演じるハンナのセリフじゃないが、この作品はやたら人が死ぬ。観ていてカークマンの正義感は心地良かったが、本シーズン後半は苦痛を感じずにいられなかった。
反面、キャストのテコ入れが凄い。最初は気づかなかったある重要キャラがマイケル・J・フォックスだった。CVが宮川一郎太か三ツ矢雄二なら気がついただろうけど。
そしてキーファー・サザーランドとキム・レイヴァー(CVは大佐こと田中敦子)が再び並び立つとは。「24 -TWENTY FOUR-」をご覧の方なら驚かされるだろう。その後味は「24」同様、何ともほろ苦い。
| 固定リンク
コメント