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2020/02/15

「T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版」を観る

今夜は「T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版」を観て来た。ロシア 純度100%の漢の映画。以前公開されたバージョンに26分追加された完全版。ただしこちらはオリジナルを含めあくまで初見。

第二次大戦、ソ連の新人士官イヴシュキンは車長を任され、ドイツの侵攻する最前線へ向かった。イヴシュキンは知略を駆使し、T-341両に1小隊を率いてドイツ、パンター戦車中隊を迎え討つ。そして火蓋が切られるのだった。

物語は大きく前半パート、後半パートに分かれる。特に掴みとなる前半は圧巻。T-34vsパンター(中坊の頃はパンサーって呼んでたけど)の戦車戦とその駆け引き。操縦技術で凌ぎ、砲弾の行方に装填タイミングを探りつつと見どころが多い。

そこで活かされるのが映画「マトリックス」でお馴染みバレットタイム表現。最初はやり過ぎかなと思ったが、使いどころは要所に留め、当たり方次第で戦況は大きく変わる戦車戦を表すのに貢献している。

ハリウッド産で無い事もあり、がっぷり四つ、全編ロシア語vsドイツ語の応酬が面白い。戦争もの、対米軍ものと違った魅力がある。オスカーを獲った韓国映画「パラサイト」のようにオリジナル言語で観るのは楽しい。相まって個性的なメンバー、ドイツ側のイェーガーらキャラが際立つ。

なおこの作品はロシア 純度100%であるが、決して漢100%では無い。後半パートで登場するロシア女性とのエピソードゆえの事なのだが、とてもキレイなので許す。それに本当の主役は原題通りT-34だから気にならないだろう。

ダイナミック完全版という事もあり、腹に響くような重低音、密室というべき戦車戦に汗臭ささえ感じる画面、これは映画館でなければ伝わるまい。お近くの劇場で上映の際には是非行かれたし。久しぶりにタミヤの戦車プラモが作りたくなった。

200215

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