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2020/01/04

「エンド・オブ・ホワイトハウス」を観る

Amazonプライムで「エンド・オブ・ホワイトハウス」を観た。ジェラルド・バトラー主演、テロリストに占拠されたホワイトハウスに元シークレットサービスが立ち向かう。その後シリーズ化される第一作。監督は「イコライザー」シリーズのアントワーン・フークア。

朝鮮半島、南北の緊張が高まる中、韓国首相が事態打開のために訪米。ホワイトハウスで会談を持った。だがその僅か13分後、正体不明機とテロリスト集団による攻撃でホワイトハウスは陥落した。人質に取られる大統領。一方、異変に気付いた元SSのバニングは大統領奪還に向かう。

物語の構造はまさに「ダイハード」。だが舞台はホワイトハウス。どこまで再現するかが見どころの一つ。これまで数々のハリウッド作品、ドラマ「24」等で登場。知ってる感の多い場所ではあるが、テロリストが改修場所を指摘したり、本作の切り口は面白い。

敵は北朝鮮出身のテロリスト集団。だが「007ダイ・アナザー・デイ」を観た映画ファンなら、すぐにボスが判るはず。あの彼だもの。今回は見た目の濃いキャラじゃないが冷徹な男。大国アメリカ相手に手際よく攻めてくる。バニングの相手に申し分なし。

バニングと大統領家族の関係性を描くアバンタイトルが見事。この信頼関係が中盤以降の伏線となる。バニングと対策本部とのやり取りは「ダイハード」、そして構図の似た「沈黙の戦艦」を思い出す。まだトランブルは本作で下院議長なのだなぁ。

先日の第三作目「エンド・オブ・ステイツ」に比べ、体の痛みを訴えないバニングは若い。無双する姿に面白みを感じないかもしれない。この作品の面白いのは対策本部も馬鹿じゃないところ。でもテロリストの手際の良さにやられる。だからバニングが無双するしかない。まぁ、考えるのは野暮でしょう。

ジェラルド・バトラーもさることながら、アクション映画の撮り方はソツがなく、アントワーン・フークア監督の手腕が光る。だからこその新ヒーロー誕生。次は「エンド・オブ・キングダム」だ。

200104

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