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2019/12/08

パイオニア楽ナビAVIC-RL710、iPhoneのUSB接続について

これまで2台の車でパイオニアの楽ナビを使ってきた経緯で、スイスポに最新の楽ナビAVIC-RL710(購入当時)を入れた。ナビの使い勝手、画質、iPhoneを繋いでの音質は及第点。しかし大きな問題にぶち当たった。

それはiPhoneのUSB接続にある。これまでの楽ナビはケーブル接続しても、日本語のアーティスト名、アルバム名、曲名はかな扱いでちゃんと区分けされていた。だがAVIC-RL710はUSB接続するとカタカナを除き、日本語(漢字)は全てその他、#項扱いに分けられてしまう。

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まだそれだけならいい。プレイリストでよく聴くアルバムを抜き出しておけばいいからだ。

問題はCD2枚組以上のアルバムの場合。通常iTunesではディスク番号で選別できるが、この楽ナビはiPhoneのUSB接続はディスク番号を認識しない。したがって1枚目の1曲目の後、2枚目の1曲目が再生される現象が発生する(楽ナビは単純に文字順にソートするので、その逆もある)。正直、これには参った。言わばクソ仕様。旧世代の楽ナビではこんな事は無かった。

iTunesで管理したアルバム数は731。ベスト盤など2枚組以上は相当な数のはず。このクソ仕様のためにitunesでディスク番号を排し、曲番を降り直すのは馬鹿馬鹿しい。ならば「bluetoothならその心配がないのでそちらで繋げば?」とおっしゃるでしょうが、これもまた困った面がある。

車はノイズの宝庫。bluetoothよりUSB接続のほうが電波干渉を気にしない分、音質にはいい。しかも再生しながら充電もできる。そもそも楽ナビにUSB接続して、充電しながらbluetoothによる再生は仕様上できない。

小さな欠点ではbluetoothでジャケット表示できない。単純にエンタメ性、見た目に乏しくなる。blueooth接続(USBは非接続)ならソースをiPodにするとジャケット表示できる。ただし使い勝手はUSB接続準拠でクソ仕様は変わらず。(12月9日加筆)

それに音量は予めiPhone側で高めに設定する必要がある。そうでないと楽ナビ側で欲しい音量に達しない。しかも楽ナビ側からの操作(ステアリングスイッチを含む)より、直接iPhoneから選曲したほうが遥かに速い。でも12月からの交通法改正に違反してまで操作しないでしょ。

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そもそもUSB接続ってbluetoothに比べプライオリティが高い接続方法と思っていた。iPhoneユーザーの大半がガッカリしてると思う。上位機種のサイバーナビならどうなのだろう。かつての音響メーカーたるパイオニアってこんなメーカーじゃなかったよ。切り売りされ、さらに今年から外資ファンドが入ったが、より衰退していくのでは。

正直、車の中の音楽再生の大半はシャッフルなので影響は小さいが、でも当たり前の事ができない事は困る。
「iPod、iPhoneの動作に関しては保障致しかねますのでご了承ください」(見落としそうな文字の大きさで)
なら、さも簡単に接続できますなんて謳うなよと言いたい。

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