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2019/12/20

「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」を観る

今夜は早々に「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」を観てきた。監督がJ・J・エイブラムスに戻り、三部作の最後を締めくくる。

ある情報からカイロ・レン率いるファーストオーダーの大きな動きを察知したレジスタンス。一方ルーク亡き後、ジェダイとして鍛錬を続けるレイ。レイはファーストオーダーらの動きを打破すべく、ポーらと共にあるモノを探しに旅立つ。

前作「最後のジェダイ」のコレジャナイ感を払拭。王道「ジェダイの復讐(帰還)」と同じ韻を踏む展開で物語は進んでいく。初心に帰ってレイ、フィン、ポー、そしてカイロ・レンにフォーカス。特にレイに迫る運命はルークの道程に重なる。そして運命に立ち向かうレイの姿が描かれていく。特に中盤以降の物語の導引力が強い。

ただその一方で前半が物足らない。工夫はしているけど、映像は既視感溢れるし、前作でのキャラと物語の掘り下げ不足が祟った感じ。反面、前作で突然クローズアップ、批判された某キャラは端役に落ち着いた。

絶望的な戦力差、強大な力のラスボスと逆転不可な展開。それを覆すものとは。控える大団円にどこか寂しくも希望を持たせるストーリーテリングはスターウォーズらしい。ここぞというシーンでジョン・ウイリアムズのスコアにも助けられてるなと思う。

それにつけてもこの三部作は「最後のジェダイ」の失敗が悔やまれる。これ以上、多くは語らず。前作は度外視し、タイトル通りの行く末を見守って欲しい。

191220

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