パイオニア楽ナビAVIC-RL710、iPhoneのUSB接続について[聴き比べ&自己解決編]
[USB VS Bluetooth聴き比べ]
使用環境は楽ナビAVIC-RL710に聴感上で音圧を揃える程度。ただしBluetooth接続ではiPhone6s側の音量は最大、楽ナビ側で音量調整した。また車内環境のため、音場補正は必須。Relux Livingを選択し、リスニングポイントはフロント重視の設定。
使用曲はよく聴くサントラから2曲「Clever Girl」(トータルリコール)「Caravan」(セッション)。いずれもMP3で128kbps(LAME)によるエンコード。
ちなみにBluetooth接続でもソースをiPod、Bluetoothで入力音量が違う。iPodのほうがやや音量低めとなる。ここではソースBluetoothでの評価とした。
まず結論。やはりUSB接続の方が明らかに解像度が高い。対してBluetooth接続の解像度、音質は8掛けか、9掛け位。解像度が低い分、エッジが立たない感じ。元々コアキシャル型なので雰囲気重視のスピーカー構成なのだが、一度比較してしまうとUSB接続の方がいい。
ただこれまでBluetooth接続で、同型のヘッドホンにありがちな音声が途切れるような事象は発生していない。確かに手軽さならBluetooth接続はアリだとは思うようになった。
[USB接続、ディスク番号認識問題の自己解決]
さてiPhoneのUSB接続最大の欠点はディスク番号を認識しない事...だったが、克服する手段を見つけた。その方法とは、
ソースiPod、USB接続のまま、iPhoneのミュージックアプリでアルバム選択、曲選択をすればよい。仮に楽ナビをシャッフルのままでこの操作をし、シャッフル解除した後もディスク番号を認識。曲番が他のディスク番号を跨る事は無くなった。
原因は楽ナビ側でファイル構成上の上位階層、アーティスト名、アルバム名を選んでしまうと強制的にソートが掛かる事。その際ディスク番号は無視される。要は2枚組以上のアルバムを収録順に楽しみたければ、楽ナビAVIC-RL710側でアルバムを選ばなければいい。
以後、同一アルバム内なら曲戻し、曲送りはディスク番号を崩さずに楽ナビ側、ステアリングスイッチ側でできる。ただアルバムを変える際は再度、iPhone側からの操作が必須となる。
本来、ハンズフリーを進める車内環境とすれば、楽ナビのディスク番号無視、日本語漢字無視はまさにクソ仕様。今般の交通法改正からも停車時以外のナビやスマホ操作はダメ。楽ナビもそれ以外の操作性、機能は悪くないから、その中でTPOに合った使い方でしていくほかない。
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