東京競馬場へ第39回ジャパンカップを生観戦に行く
今日は東京競馬場へ第39回ジャパンカップを生観戦してきた。ゴールデンフェザントが勝った第11回JCから28年目。中山開催と不良馬場、タップダンスシチーのJC以外は生観戦している。今年は外国馬出走ゼロという事でも話題となった。
3時間近く電車に揺られ、着いた東京競馬場は快晴。しかし間もなく曇天を繰り返す1日だった。しかも前々日からの雨で馬場は悪化し、JCの時間で馬場状態が読めない程。タフな競馬になるのでは、とJCはステイゴールド産駒の2頭に注目した。
それを裏付けるかのように3レース2歳未勝利を勝った同系オルフェーヴル産駒のマイネルミンドール。人気薄、この馬の複勝が当たった事でその意を強めた。
午後の芝のレースを見つつ、組長S氏とJCの勝ちタイムを予想。2分25秒後半から26秒位と見立てた。そこまでの予想は当たっていた。
ただ問題は出走馬の馬場適性。今日の芝のレース、内から3分どころまでを走った馬が伸びなかったのだ。それ故に瞬発力が強みのディープ産駒は軽視。
馬体重発表にエタリオウはマイナス16キロ。過去連対馬体重で予定通りワイドの軸に。ルックトゥワイスは前走から変わらず。それ以外で注目したのはユーキャンスマイル。近2走の上がりが際立っていた。先のワイド以外に3頭の3連複と3連単を買ってレースを待った。
ダイワキャグニーの逃げで始まったレースは重馬場なら平均ペース。4、5番手に意中の馬エタリオウがいた。「そのままでいいんじゃない?」と思った最後の直線、絶叫はすぐに絶句となった。先頭を争ったのは見覚えのない馬。3着が金子オーナーの馬なのは気付いた。
勝ったスワーヴリチャードと2着のカレンブーケドールはこの日芝レースを好走した馬たちと同じ進路を避け、最内を駆け上がってきた。外を猛追してきた金子オーナー勢3頭とはその差が出た。しかも上位3頭が5番枠より内だった事を踏まえると、東京芝2400メートル特有のトラックバイアスは活きていた事になる。
冷静となった今なら判るが、意中の馬エタリオウは馬体重が減り過ぎたんだろうな。最後のスタミナ勝負、脚が止まっていたから。
敢えて最内を突いたスワーヴリチャードも鞍上マーフィーの度胸の良さが光った。流石、ディアドラをイギリスG1を勝たせた腕である。ディープ産駒カレンブーケドールの津村も勝ち馬に併せた事で3/4馬身差まで詰め寄る事ができた。予想する側としては完敗だ。
だが我が組内に馬連と3連複を爆発させるツワモノがいた。本人曰く10年ぶりの爆発で払い戻し10万円オーバー。帰りの道中、登戸で特上うなぎいただきました。ご馳走様でした。
一方、こちらは2レース的中もほぼガミ状態、他はちっとも当たらないでトータル1万円負け。まぁ今日はうな重が食べられたし、世界の名手たちをカメラに収める事ができたのでよしとしよう。おしまい。
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