「ターミネーター:ニュー・フェイト」を観る
今日は盟友N氏と「ターミネーター:ニュー・フェイト」を観てきた。シリーズ生みの親ジェームズ・キャメロン制作復帰にT2の正式続編の触れ込み。しかもリンダ・ハミルトンがサラ・コナーを演じる。もちろんシュワ登場、脚本に「ダークナイト」シリーズのデヴィッド・S・ゴイヤーら有名ライターを据え、監督は「デッドプール」のティム・ミラーと盤石の布陣。
審判の日から20年、再び未来から送られた二人の戦士。次なる狙いは自動車工場に努めるダニーだった。ダニーを救う戦士グレース、そして彼らを追い詰めるターミネーターREV-9。万事休すかと思った瞬間、もう一人の救世主が現れる。
審判の日から20年、再び未来から送られた二人の戦士。次なる狙いは自動車工場に努めるダニーだった。ダニーを救う戦士グレース、そして彼らを追い詰めるターミネーターREV-9。万事休すかと思った瞬間、もう一人の救世主が現れる。
監督が「ターミネーター」はサラ・コナーの物語と称す通り、これまでの続編群と一線を画し強い女性主人公像が際立つ。それを地で行くよう物語中盤までサラ、ダニー、グレースと3人を中心に進んでいく。それぞれの運命に立ち向かう姿、アクションに次ぐアクション、これぞターミネーター。
特に驚かされたのが冒頭10分のエピソード。ファンの感情、評価を二分するであろうが、これまでの続編群同様にifもしもの世界。サラの運命を受け入れざるを得ない。新たな時間軸が生まれる事で後半に至る彼女の動機はより明確となる。
本作に残念な点があるとすれば、続編群のアイデアが散見される事。冒頭のカーチェイスなんてよく見れば、キャメロンが否定した「ターミネーター3」だし、グレースのキャラ作りも「ターミネーター4」に倣った感もある。ラストバトルは「ターミネーター3」や「新起動/ジェニシス」っぽい。
これだけの制作陣を持ってしてもそこまでかと。キャメロン自身、アイデアの枯渇なのかもと。そして改めて「T2」(もちろん第一作も)は偉大だと思い知らされる。キャメロンはそんなの知っての事だろうけど。
ただ個人的にターミネーター好きの琴線に触れるテーマが流れている以上、これまでのシリーズ群と同様に愛すべき一作(逃走に使う車たちなんてT2オマージュだもの)。余談だが、空を飛ばないカールおじさんの家の、そこに至るスピンオフ話を観てみたい気もする。あくまで本作を観た人にしか判らない話だけれど。
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