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2019/04/29

「NIP/TUCK -ハリウッド整形外科医 シーズン5」を観る

「NIP/TUCK -ハリウッド整形外科医 シーズン5」全22話を観た。この番組を観たいために年始から女性チャンネルLaLaTVと契約したほど。舞台はマイアミから映画の都ハリウッドへ。前シリーズ最終回、ショーンとクリスチャンはハリウッドサインの前に立つ姿で終わった。元々マトモな登場人物等皆無に近い「NIP/TUCK」。シーズン5もその持ち味は変わらなかった。

本シリーズ序盤の見どころは、ハリウッド開業で閑古鳥が鳴くクリニック立て直しにショーンが俳優デビューするエピソード。しかも劇中ドラマの共演者がブラッドリー・クーパー。約12年前の本作、まだブレイク前の彼が観られる。しかも
「NIP/TUCK」らしいおバカぶりも見せてくれる。やがてショーンはドラマ単独主演の権利を得るのだが…。

一方、クリスチャンの破天荒ぶりは相変わらず。だがシリーズ後半、命に関わる事態に遭遇。心身共に参った彼の決断に周囲は惑わされる。だがシーズン最終話で困惑を絶つ出来事が待っていた。そしてシーズン5は幕を閉じていく。

ショーンの元妻ジュリアはソウルメイトの娘に命を狙われるし、息子のマットもヤク中で夫婦共々メチャクチャだし、その上で転機して医者を目指そうとする。その中間エピソードで登場するインド系研修医は父親との確執である行動を起こす。そりゃあんな事を言われれば、その末路は理解できなくもない。

それにしても
「NIP/TUCK」はカオスな物語だ。しかも感覚が麻痺するほどに各話エピソードは尖っている。だがそれがクセになる。相変わらず18禁の描写も多く、家族の前で見る事はできない。ドラッグあり、殺人あり、何でもあり。それが大人のお伽噺。次はラストシーズン。残念ながら見慣れた日本語吹替版での視聴は叶わない(日本未放送でソフト化は字幕のみ)が、その行く末を見届けたい。

190429  

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