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2019/04/18

シリーズ 平成を振り返る(おかわり:忘れてた事とか)

まさに平和だった年、平成から令和へバトンタッチまで半月足らず。三度に渡って書いてきたが、書き忘れていた事が結構あった。

まず競馬。大小牧場、オーナーブリーダー等、多種多様な活躍馬の時代から、今や社台グループ。殊更社台ノーザン系
の勝ち馬が台頭。バブル以降の資金力から種牡馬サンデーサイレンスで一気に制圧された。

もちろんサンデーのポテンシャルあってのものだが、スローペース中心のレースが増え、瞬発力勝負が現代の日本競馬。主要クラブ馬主もノーザン系に鞍替えしてしまった。ただそんなサンデーも血統の袋小路。それでも社台はキングカメハメハ(=キングマンボ)を擁する強さがある。

調教技術の変化も大きい。鍛えて最強馬を作る、坂路にウッドチップコース、プール。一年間休んだトウカイテイオーが有馬記念を制した事は記憶に残る。しかし平成最大の変化は外厩制度だろう。しかも大手ブリーダーが本格的に参入。先のノーザン系と相まって、しがらきに天栄知らずに馬券は取れない。調教師と牧場(オーナー)間の主導権、関係性まで変えてしまった。

平成最後の名馬アーモンドアイ、サートゥルナーリアとその申し子が結果を出している。ただ有力ジョッキー(短期免許の外国人騎手、更に通年免許まで、これも平成で重要な出来事)の使い分けから、有力馬のローテーションまで変わってしまった。
平成当初からの牧場間が切磋琢磨していた頃が本当に懐かしい。


そして映画。平成ベスト10を挙げたが、その後忘れてた作品を思い出した。

フランク・ダラボン監督の「ショーシャンクの空に」は最右翼。貶められた主人公とそのラストシーンのコントラスト。刑務所のリタ・ヘイワース、名シーンも頭に浮かぶ。スティーブン・キング原作の中でも映画化でも大成功の部類。おかげで「グリーン・マイル」は先に原作本を読んで楽しんだほど。

それとクリント・イーストウッド監督、主演作品を一作も挙げなかった事。「15時17分、パリ行き」は(悪い意味で)ヤラレタ感が強いが、それ以外は傑作が多い。むしろ一作に絞れない。「ミリオンダラー・ベイビー」「グラン・トリノ」に硫黄島二部作。そして最新作の「運び屋」には(いい意味)でヤラレタ。

平成の間、地元の映画館はシネコン系に制圧され、そのほとんどが撤退を余儀なくされた。「エイリアン2」や「ダイハード」を観た映画館はさら地になっている。シネコンの最高の鑑賞環境は有り難いが、場末の映画館の雰囲気も捨て難かった。解体前「キルビル」の後編を観たが、それこそタランティーノが求めていたタッチそのもの。ラストシーンにエンドロールが最高だった。

190418

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