「キャプテン・マーベル」を観る
今日はMCU最新作「キャプテン・マーベル」を観てきた。オスカー女優ブリー・ラーソン主演、ジュード・ロウ、アネット・ベニング共演、もちろんサミュエル・L・ジャクソンも。「アベンジャーズ/エンドゲーム」に繋がるアベンジャーズ誕生前の物語。
クリー人の住む惑星ハラ。スクラル人との戦争の最中、スターフォースは送り込んだ諜報員との接触を試みる。スターフォースの一員であったヴァースは諜報員を見つけるも、擬態変身するスクラル人の罠に落ちてしまう。彼らの真の目的とは、そして自らの記憶を求めるヴァースの運命は?
マーベル最強と言われる「キャプテン・マーベル」がついに登場。DCでいうあのヒーローの立ち位置という事で能力に目覚めた瞬間、もはや無双。誰も止める事は出来ない。
さて本作はそこに至る流れを90年代に遡った物語。ニック・フューリーにコールソンも若い。その時代性を楽しめるかも重要。建物、車、小道具に至るまで懐かしい。戦闘機が映されるたび「トップガン」を想起させるし、スクラル人とヴァースのバトルは明らかに「ターミネーター2」のオマージュ。能力に目覚めるまでは彼女の過去を探りながら展開され、そこが見どころとなっている。
ただ最強ゆえにラストバトルは大味になってしまっている。それでもDCの濃いCGバトルまで行かずにあっさり。追っ手が退散する理由も良く判る。ただ何故にそこまで高い能力は?という事について特に説明なく脳内補完するしかないだろう。
ビジュアル、そしてキャリア的にブリー・ラーソンを充てた理由もよく分かる。キャップ、アイアンマンのツートップに彼女が加わる事で「エンドゲーム」はどのような展開を迎えるか今から楽しみ。「エンドゲーム」は彼女ありき、必ず観ておいた方がいい。
| 固定リンク
コメント